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1997年の韓国シリーズ
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1997年の韓国シリーズ
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概要
1997年の韓国シリーズは、公式戦1位のヘテ・タイガースと同2位のプレイオフ勝者LGツインズの間で2-2-3の7戦4勝制で行われ、ヘテ・タイガースが4勝1敗で優勝した。ヘテは2年連続の9度目の優勝。これで、ヘテは2連覇以上を2度も達成したことになるが、このときまで韓国プロ野球ではヘテ・タイガース以外は、2連覇を達成した球団もなく、2度優勝を記録したチームが三つあるだけだった。また、ヘテは韓国シリーズ9度出場で1度の敗退もなく全部優勝、このチームがどれだけ強かったかを示す一例だと言える。
しかし、翌年からアジア経済危機で親会社のヘテ・グループが経営難に陥り、主力選手の現金トレードで球団の運営費に充てることなどで急速な弱体化が進められた。以後、低迷期が続いて、2001年起亜自動車に球団を売却して起亜タイガースとして現在にいたる。これがヘテ・タイガースとして最後の優勝で最後の韓国シリーズでもあった。
起亜に売却されては、チームの運営は安定され、弱体化した戦力の補強もそれなりに進められた。しかし、1998年から2008年にかけてタイガースは優勝はおろかポストシーズンでの敗退を繰り返し、韓国シリーズ出場すらできなかった上に、ヘテ時代は1度もなかったシーズン最下位を2度も記録し低迷が続いた。2009年、起亜は久しぶりの快進撃で12年ぶりに公式戦優勝を達成、韓国シリーズ出場を決め、ヘテ時代からのファンたちを熱狂させた。
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準プレイオフ
第1戦 10月6日・全州公設運動場野球場
第2戦 10月7日・大邱市民運動場野球場
第3戦 10月9日・全州公設運動場野球場
- 三星ライオンズが2勝1敗でプレイオフ進出
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プレイオフ
第1戦 10月11日・蚕室野球場
第2戦 10月12日・蚕室野球場
第3戦 10月14日・大邱市民運動場野球場
第4戦 10月15日・大邱市民運動場野球場
第5戦 10月17日・蚕室野球場
- LGツインズが3勝2敗で韓国シリーズ進出
韓国シリーズ
第1戦 10月19日・蚕室野球場
第2戦 10月20日・蚕室野球場
第3戦 10月22日・光州無等総合競技場野球場
第4戦 10月23日・光州無等総合競技場野球場
第5戦 10月25日・蚕室野球場
- ヘテ・タイガースが4勝1敗で韓国シリーズ優勝
- MVP: 李鍾範(イ・ジョンボム、遊撃手、ヘテ)17打数5安打、打率0.294、3本塁打、4打点、2盗塁、6得点
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