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補助記憶装置
外部バスに接続しCPUが入出力命令で操作する物記憶装置の総称 ウィキペディアから
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補助記憶装置(ほじょきおくそうち、英: auxiliary storage (device/unit)[1], backing storage, auxiliary memory unit[2])は、記憶装置の分類で、 主記憶装置以外の記憶装置のうち、通常はコンピュータに常時接続される大容量記憶装置を意味する[3]。二次記憶装置[4](にじきおくそうち、英: secondary storage (device/unit))などとも呼ばれる。
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通常は、コンピュータで扱うデータを永続化するために使用される不揮発性メモリである。2020年代では、主にSSDやHDDなどを指している。歴史的には、紙テープ装置、パンチカード、磁気テープ装置、データレコーダ、磁気ドラムメモリなどを指し、変遷してきている。#補助記憶装置の例
主記憶装置(メインメモリ)のほうは、動作が比較的高速であるが、揮発性メモリであり、電源を落とすと記憶が消えてしまう性質がある。その主記憶装置と比較すると、補助記憶装置のほうは相対的に低速(高レイテンシかつ低スループット)だが大容量である。
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補助記憶装置の例
以下のリストは、網羅するものではない。基本的には古いものから挙げる。
- 紙テープ装置(papaertape reader)
- パンチカード装置(Punched card system)
- 磁気テープ装置(Magnetic-tape drive, Magnetic-tape data storage)
- データレコーダ(CMT、Casette Magnetic Tape。あるいはCompact cassette tape data storageなど) - 1970年代~1980年代のマイクロコンピュータ用
- バブルユニット
- 磁気バブル
- 磁気コアメモリ
- 磁気ドラムメモリ
- 磁気ディスクドライブ
- ハードディスクドライブ(HDD)
- 光ディスクドライブ
- 光磁気ディスクドライブ
- フラッシュメモリ
- ソリッドステートドライブ(SSD)- 開発は1990年代から。本格的に普及したのは2010年代以降。
- papaertape reader-punch
- IBM 729 tape drive
- データレコーダ
- IBMディスクパック
- ハードディスクドライブ(HDD)
- ソリッドステートドライブ(SSD)
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分類
記録媒体の種類や記録方式、アクセス方式、設置場所、記録媒体が取り外せるか否か、書き換えられるか否か、などの分類がある。なお、以下のいくつかの属性は、「補助」記憶装置に関係なく、記憶装置一般の分類である。以下の分類リストは、網羅するものではない。
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- 読み書きの制限
- 読み書き自在のもの
- 書き込み操作や粒度に制限が強いもの(NANDフラッシュなど)
- 「全部消去して再利用」しかできないもの(CD-RWなど)
- ライトワンス(Write Once Read Many)
- リードオンリー(Read only memory)
- シーケンシャルアクセスとランダムアクセス[注釈 1]
- コンピュータに内蔵される「内蔵型」と、コンピュータの外部に置かれる「外付型」があるが、内蔵型のドライブを取り付けて外付型として使うための筐体、といったような商品が市販されており容易に入手可能なことからもわかるように、普通は全く意味のある分類ではない。
- 取付け取外し可能(リムーバブルメディア)か否か
- コンピュータの動作中に取付け取外し(活線挿抜)可能か否か
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脚注
関連項目
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