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2009年ドイツ連邦議会選挙
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2009年ドイツ連邦議会選挙(2009ねんドイツれんぽうぎかいせんきょ、ドイツ語: Bundestagswahl 2009)は、ドイツ連邦共和国の下院に相当する連邦議会 (Deutscher Bundestag) の議員を選出するため、2009年9月に行われた選挙である。
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概要
前回2005年の連邦議会選挙の結果、ドイツキリスト教民主同盟・キリスト教社会同盟 (CDU/CSU) とドイツ社会民主党 (SPD) の大連立で発足したアンゲラ・メルケル政権の4年間に対する評価が問われる選挙戦となったが、SPD が議席を大幅に減らし、自由民主党や左翼党、同盟90/緑の党などの連立に参加していない政党が大幅に議席を増やす結果となった[1]。
選挙データ
- 投票日 - 2009年9月27日
- 連邦首相 - アンゲラ・メルケル (CDU)
- 与党 - CDU/CSU + SPD …大連立
- 連邦議会定数 - 598議席
- 選挙区 - 299議席
- 選挙制度 - 小選挙区比例代表併用制
- 全体議席は、第2投票(Zweitstimmen、政党名簿への投票)に投ぜられた得票に従って議席配分されるが、少数政党の乱立を防止する観点から、第2投票で有効投票総数の 5% 以上を獲得するか、または第1投票(Erststimmen、選挙区候補者への投票、最多得票を得た候補が当選)で3議席を得るかのいずれかの要件を満たした政党にのみ議席配分される制度となっている。
選挙結果
要約
視点
- 有権者数 - 62,132,442名
- 投票率 - 70.8%(投票者数43,997,633名)
- 有効票数
- 第1投票 - 43,357,542票
- 第2投票 - 43,235,817票
- 出典:Wahl zum 17.Deutschen Bundestag am 27.September 2009 - vorläufiges Ergebnis。議席を得た政党と公的助成の対象となる0.5%以上の得票を得た政党のみ掲載。
選挙は27日に投開票された。前述したように SPD は、シュレーダー政権時代に進められた改革に対する反発から従来からの支持者が離反、前回よりも 10% 以上票を減らし、議席数では2005年度比で76議席減の146議席となった。反対に CDU/CSU は得票では 1% あまり減らしたものの、議席数では前回より10議席以上増やす結果となり、同じ連立与党で正反対の結果となった。一方、FDP と左翼党、同盟90/緑の党の3党は得票でともに 10% 台となり、議席を大幅に増やして躍進した。選挙の結果、CDU/CSU と FDP の中道右派連合が多数派になったことを受けて、CDU/CSU と FDP は連立交渉を行い、翌10月26日に合意に達し、28日に連邦議会で首相指名選挙が行われメルケルが改めて首相に選出され、第2次メルケル政権が発足した。
地域別得票(第2投票)


全16州のうち、CDU/CSU は14州でトップとなった。一方、SPD はブレーメン州でのみの勝利に留まった。左翼党は前回議席阻止線の 5% を下回ったシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州、ニーダザクセン州、バイエルン州も含め、16州すべてで 5% を上回る得票を得ることができた。
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関連項目
脚注
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