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2016年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ アブダビ
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2016年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ アブダビでは、通算11シーズン目となるレッドブル・エアレース・ワールドシリーズの内、2016年3月12日・13日にアラブ首長国連邦アブダビで行われた2016年シーズン開幕戦について述べる。アブダビは2005年シーズンから毎年初戦が行われる地となっており、今回で9度目である[1]。
会場
概要
要約
視点
3月8日、海上で行われるレースに備えて、水中での救難訓練が行われた[2]。3月9日、季節外れの雷雨に見舞われ、予定されていたトレーニング・フライトが中止となったほか、高波のため設置が完了していた艀(はしけ、バージ)を移動させたり、パイロンの空気が抜かれるなどした[3]。
元エアレース・パイロットでレース・ディレクターを務めるスティーヴ・ジョーンズは、アブダビ戦のコースのポイントを3つ挙げ、ゲート3のバーティカル・ターン、バックストレートのゲート4-6での水平角度、最後のゲート7のバーティカル・ターンであるという[4]。
- マスタークラス
- 3月10日に行われたトレーニング・フライト1で、マティアス・ドルダラー(ドイツ)が56秒440のタイムをたたき出し、ニコラス・イワノフ(フランス)がわずか0.146秒遅れて2位、ディフェンディング・チャンピオンのポール・ボノムがいない今シーズン、最も期待がかかるマット・ホール(オーストラリア)はドルダラーより0.5秒遅れて3位だった。その後に行われたフリー練習1では、2014年シリーズのチャンピオンであるナイジェル・ラム(イギリス)が、過去のアブダビ戦のタイムの中でも最も早い56秒416を記録した。フリー練習2では、ハンネス・アルヒ(オーストリア)が57秒624で1位となったが、この日に最も驚かせたのは新しい機体を導入しシーズン2年目に臨むフアン・ベラルデ(スペイン)が57秒129で2位に入ったことだった。[5]
- 最後の練習セッションではホールが2位のアルヒに1秒以上の差を付けて1位となったが、マルティン・ソンカ(チェコ)、室屋義秀(日本)、イワノフ、ベラルデらがオーバーGとなるなど不安を残した[6]。
- ラウンド・オブ・14では、予選でDNFで最下位に沈んだカービー・チャンブリス(アメリカ)が唯一1分を切るタイムを残し、予選1位のホールは敗退、シーズン2年目のフランソワ・ルボット(フランス)がマスタークラスに昇格してから初めてラウンド・オブ・8に進出した[7]。ラウンド・オブ・8では、ルボットの対戦相手の室屋がオーバーGによりDNFとなり、クリーンな飛行をしたルボットがファイナル4に進出[8]、最終的に3位となり、初の表彰台を獲得した[9]。アルヒはファイナル4に進出したが、セーフティ・ラインを越えて失格となりタイムを計上できなかったため、最終順位は10位となった[10]。
- チャレンジャーカップ
- 3月10日に行われた1度目のフリー練習ではダニエル・リファ(スウェーデン)が1分06秒072で1位、フランシス・バロス(ブラジル)が0.857秒遅れて2位。2度目のフリー練習では新人のケヴィン・コールマン(アメリカ)が1分5秒481でトップに立ち、フロリアン・バーガー(ドイツ)がわずかに遅れて2位、もう1人の新人ベン・マーフィ(イギリス)は4位だった。[11]
- レッドブル・エアレース史上初の女性パイロット、メラニー・アストル(フランス)は今大会には出場しない[12]。
- 昨シーズン休戦したルーク・チェピエラ(ポーランド)が予選を1位で通過した。マーフィはセーフティ・ラインを越えたため失格となった。[13]
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マスタークラス
要約
視点
予選
ラウンド・オブ・14
ラウンド・オブ・8
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チャレンジャーカップ
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出典
外部リンク
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