2017 ワールド・ベースボール・クラシック 中華人民共和国代表

2017 ワールド・ベースボール・クラシック 中華人民共和国代表（2017 - ちゅうかじんみんきょうわこくだいひょう）は、2017年に開催された第4回ワールド・ベースボール・クラシックに出場した、野球の中華人民共和国代表チームである。

経緯

2016年

• 8月2日 - 組み分けが発表され^[1]、中国はA組で開幕を迎えることとなった。東京で行われた記者会見で大会前にA組の代表選手が京セラドーム大阪で日本プロ野球球団と公式練習試合を開催することが発表された^[2]。
• 11月12日 - B組に変更となる^[3]。
• 12月1日 - 代表選手予備登録提出期限を迎えた^[4]。

2017年

• 2月5日 - 朱権がスプリングトレーニング後の3月初めにチームに合流することが発表された^[5]。
• 2月8日 - 代表選出選手28名が発表された^[6]。
• 2月24日 - 鹿児島市の鴨池ドームでキャンプを開始した^[7]。
• 2月25日 - 読売ジャイアンツ3軍と試合を行い敗戦^[8]。
• 3月1日 - キャンプ終了^[7]。

試合結果

公式練習試合

3月4日

試合開始時間12:00、試合時間2時間38分、観衆8466人

オリックス・バファローズ	5 - 2	中華人民共和国

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
中華人民共和国	0	0	0	0	2	0	0	0	0	2	4	0
オリックス・バファローズ	1	1	2	0	0	0	0	1	X	5	9	0

1. 中：●ブルース・チェン、クゥン・ハイチョン、ルォ・シャ、ワン・モンハオ、ル・チャオ、リュウ・ニン、チョン・チャオチュイン - ワン・ウェイ
2. オ：〇山岡、コーク、(S)黒木 - 若月
3. 勝利：山岡泰輔  
4. セーブ：黒木優太  
5. 敗戦：ブルース・チェン  
6. 本塁打
   オ：ロメロ1号2ラン（3回、クゥン）

3月6日

12:00試合開始、試合時間2時間18分、観衆3,083人

埼玉西武ライオンズ	5 - 0	中華人民共和国

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
中華人民共和国	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	5	2
埼玉西武ライオンズ	0	0	1	3	0	0	0	0	X	5	10	0

1. 中：ジュ･チュエン、●チ･ジピン、アンドルー･チン、ヤン･イェンヨン、ガン･チュエン、ル･ウィスン、モン･ウェイチャン ‐ ワン･ウェイ、リ‣ニン
2. 埼：ウルフ、○ガルセル、キャンデラリオ、福倉、大石、シュリッター ‐ 岡田
3. 勝利：ガルセル  
4. 敗戦：チ・ジピン  
5. 本塁打
   埼：木村文 1号

第1ラウンドB組

→「2017 ワールド・ベースボール・クラシック B組」も参照

3月8日

12:08試合開始、試合時間3時間14分、観衆39,102人

キューバ	6 - 0	中華人民共和国

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
中華人民共和国	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0
キューバ	0	0	0	4	0	1	1	0	x	6	14	1

1. 中：チェン、羅、甘、鄭、王
2. キ：バノス、V.ガルシア、モイネロ、ラエラ
3. 勝利：バノス(1勝)  
4. 敗戦：羅(1敗)  
5. 審判
   ［球審］チェ・スウォン
   ［塁審］Larry Vanover, Todd Tichenor, Fabrizio Fabrizzi

3月9日

19:08試合開始、試合時間2時間59分、観衆3013人^[9]

オーストラリア	11 - 0	中華人民共和国

	1	2	3	4	5	6	7	8	R	H	E
オーストラリア	0	0	2	2	0	0	3	4	11	9	0
中華人民共和国	0	0	0	0	0	0	0	0	0	5	0

1. オ：ブラックリー、ルジック、ヴァン・スティーンゼル、ベイリー
2. 中：朱、楊、チン、魯
3. 勝利：ブラックリー  
4. 敗戦：朱  
5. 審判
   ［球審］Larry Vanover
   ［塁審］1B: Su Won Choi, 2B: Corey Blaser, 3B: Chein-Wen Su

3月10日

19:09試合開始、試合時間2時間41分、観衆40053人^[10]

日本	7 - 1	中華人民共和国

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
中華人民共和国	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1	5	3
日本	1	2	2	0	0	0	2	0	×	7	8	0

1. 中：甘、孟、宮、陳
2. 日：武田、藤浪、増井、松井、平野、秋吉
3. 勝利：武田  
4. 敗戦：甘  
5. 審判
   ［球審］Corey Blaser
   ［塁審］1B:Larry Vanover, 2B:Chein-Wen Su, 3B:Su Won Choi

テレビ放映

試合	放送局[11]	放送局[12]
3月8日 キューバ 対 中華人民共和国	J SPORTS	スポーツネット（英語版）
3月9日 中華人民共和国 対 オーストラリア
3月10日 日本 対 中華人民共和国	テレビ朝日 J SPORTS

代表選手

以下が代表選手であり、所属は同大会期間中のものとする。

ポジション	背番号	氏名	英語表記	所属球団	投	打	備考
監督	7	ジョン・マクラーレン	John McLaren	フィラデルフィア・フィリーズ
コーチ	49	デイブ・ブッシュ	Dave Bush	ボストン・レッドソックス
	14	ジミー・ジョンソン（英語版）	Jimmy Johnson	中国棒球協会
	78	羅衛軍 （ルオ・ウェイジュン）	Weijun Luo	北京タイガース
	72	張小天（英語版） （ジャン・シャオティエン）	Xiaotian Zhang	MLBデベロップメント・センター
	77	周晩碧 （ジョウ・ワンビー）	Wanbi Zhou	江蘇ペガサス
	29	易勝（英語版） （イー・シェン）	Sheng Yi	中国棒球協会
投手	52	ブルース・チェン	Bruce Chen	フリーエージェント	左	左
	33	陳坤 （チェン・クン）	Kun Chen	四川ドラゴンズ	右	右
	28	アンドリュー・チン（英語版）	Andrew Chin	フリーエージェント	左	左
	23	甘泉（英語版） （ガン・チュエン）	Quan Gan	四川ドラゴンズ	右	右
	35	宮海成 （グォン・ハイチュン）	Haicheng Gong	MLBデベロップメント・センター	右	右
	60	朱権 （チュ・グォン）	Kwon Ju	KTウィズ	右	右
	11	李鑫（英語版） （リ・シン）	Xin Li	天津ライオンズ	左	左
	8	劉宇（英語版） （リュウ・ユー）	Yu Liu	北京タイガース	右	右
	5	魯超（英語版） （ル・チャオ）	Chao Lu	広東レパーズ	右	右
	68	逯宇松（英語版） （ル・ウィスン）	Yusong Lu	河南エレファンツ	右	右
	36	羅夏（英語版） （ルォ・シャ）	Xia Luo	四川ドラゴンズ	右	右
	19	奇済平（英語版） （チ・ジピン）	Jiping Qi	四川ドラゴンズ	右	右
	31	王蒙豪（英語版） （ワン・モンハオ）	Menghao Wang	四川ドラゴンズ	右	右
	6	楊焱勇（英語版） （ヤン・イェンヨン）	Yanyong Yang	上海ゴールデンイーグルス	右	右
	15	鄭超群（英語版） （チョン・チャオチュイン）	Chaoqun Zheng	江蘇ペガサス	右	右
捕手	10	李寧（英語版） （リ・ニン）	Ning Li	上海ゴールデンイーグルス	右	左
	2	孟偉強 （モン・ウェイチャン）	Weiqiang Meng	広東レパーズ	右	右	日本戦では投手としても出場
	56	王偉 （ワン・ウェイ）	Wei Wang	北京タイガース	右	右
内野手	21	レイ・チャン	Ray Chang	フリーエージェント	右	右
	30	褚夫佳（英語版） （チュ・フージャ）	Fujia Chu	江蘇ペガサス	左	左
	12	杜暁磊（英語版） （ドゥ・シャオレイ）	Xiaolei Du	江蘇ペガサス	右	右
	38	李沢源（英語版） （リ・ツォウェン）	Zeyuan Li	北京タイガース	右	右
	16	ジョーイ・ウォン（英語版）	Joey Wong	フリーエージェント	右	左
	51	許桂源 （シュ・グイウェン）	Guiyuan Xu	ボルチモア・オリオールズ傘下	左	左
外野手	62	陳燕鵬（英語版） （チェン・イェンポン）	Yanpeng Chen	MLBデベロップメント・センター	右	右
	65	陸振洪（英語版） （ル・チェンホン）	Zhenhong Lu	江蘇ペガサス	右	左
	66	那闖（英語版） （ナ・チュワン）	Chuang Na	広東レパーズ	左	左
	26	楊順意（英語版） （ヤン・シュンイ）	Shunyi Yang	天津ライオンズ	右	右