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2018年1月31日の月食
2018年1月31日に起こった月食 ウィキペディアから
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本項では、2018年1月31日の月食(UTCによる、国・地域によっては2月1日)について述べる。
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特徴

この月食は、2018年に観測される最初の皆既月食で、日本で皆既月食が観測されるのは、2015年4月4日以来である。最大食分は1.321[2][注 1]。月食発生時、月から地球を見ると、地球は太平洋とその沿岸地域を向けている。そのため、シベリア、日本を含む東アジア、東南アジア、オセアニア、アラスカなど、主に太平洋沿岸地域で観測される。一方で、中東アジアやヨーロッパ西部では日没後、アメリカや中南米では夜明け前に部分月食が観測される[1]。
また、この皆既月食は、月が通常よりも地球に接近し、大きく見えるスーパームーン、1ヶ月(暦月)の間に満月が2回起こるブルームーン、そして科学的な定義は無いが、月食時に月の縁から発せられる太陽光によって、より赤胴色に見えるブラッドムーンの3つの現象が同時に発生する、スーパー・ブルー・ブラッドムーン(英語: Super Blue Blood Moon)と呼ばれる、非常に稀な現象が観測される[3][4]。しかし、ブルームーンという言葉は実際には、「1ヶ月の間に満月が2回起こる事」ではなく、「二分二至で区切られた1季節の間に満月が4回ある時の3回目の満月」を示す[5]。そのため厳密には、この月食がスーパー・ブルー・ブラッドムーンであるという表記は誤りである。なお、次に(間違った定義での)ブルームーンと皆既月食が同時に発生するのは2037年1月31日である[6]。
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観測地別月食経過
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脚注
関連項目
外部リンク
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