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A (ジェスロ・タルのアルバム)

ジェスロ・タルのアルバム ウィキペディアから

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A』は、イギリスプログレッシブ・ロックバンドであるジェスロ・タル1980年に発表した13作目のスタジオ・アルバム。中心メンバーであるイアン・アンダーソンのソロ・アルバムとして制作されたが、最終的にジェスロ・タル名義のアルバムとしてリリースされた[6]

概要 ジェスロ・タル の スタジオ・アルバム, リリース ...
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解説

アンダーソンは、元UKほか[注釈 1]エディ・ジョブソンフェアポート・コンヴェンションデイヴ・ペグ、ジョブソンの友人だったマーク・クレイニーを起用してソロ・アルバムの制作を開始した。彼はジェスロ・タルのメンバーであるマーティン・バー[注釈 2]にも一部の曲に参加してもらおうと考えるが、最終的にはバーも全曲のレコーディングに参加した[8]

ジェスロ・タルの所属レーベルであるクリサリス・レコードの判断により、本作はアンダーソンのソロ名義ではなくバンド名義で発売された。ジョブソンは最初から短期間のゲストとして参加しており[8]、本作の裏ジャケットでは「スペシャル・ゲスト」としてクレジットされた。

アンダーソンはエレクトリック・サウンドを重視しており[8]、本作はジェスロ・タルのアルバムとしては初めて、彼がアコースティック・ギターを全く弾いていない作品となった[6]

前作『ストームウォッチ〜北海油田の謎』(1979年)までメンバーだったジョン・エヴァン、デヴィッド・パーマー、バリモア・バーロウの3人は正式にジェスロ・タルを脱退し[注釈 3]、本作に伴うツアーはアンダーソン、バー、ペグ、ジョブソン、クレイニーによって行なわれた。ツアー終了後、ジョブソンとクレイニーはジェスロ・タルを離れる。一方、ペグは1995年までフェアポート・コンヴェンションと並行してジェスロ・タルのメンバーとしても活動した[注釈 4][9]

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収録曲

全曲ともイアン・アンダーソン作。9はインストゥルメンタル

  1. 十字砲火 "Crossfire" – 3:54
  2. ファイリングデイル・フライヤー "Fylingdale Flyer" – 4:33
  3. ワーキング・ジョン、ワーキング・ジョー "Working John, Working Joe" – 5:02
  4. ブラック・サンデー "Black Sunday" – 6:36
  5. プロテクト・アンド・サヴァイヴ "Protect and Survive" – 3:34
  6. バッテリーがない! "Batteries Not Included" – 3:50
  7. ユニフォーム "Uniform" – 3:32
  8. 四輪駆動(ロー・レシオ) "4.W.D (Low Ratio)" – 3:40
  9. パイン・マーチンのジグ "The Pine Marten's Jig" – 3:25
  10. アンド・ファーザー・オン "And Further On" – 4:21
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参加ミュージシャン

脚注

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