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Ansari X Prize
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Ansari X Prize(アンサリ・エックスプライズ)は、Xプライズ財団によって運営された、民間による最初の有人弾道宇宙飛行を競うコンテストである。
1996年にアメリカで開始され、最終的に2004年にスケールド・コンポジッツ社のTier Oneプログラムの一部として開発された宇宙船スペースシップワンが条件を達成し、賞金1,000万ドル(約10億5000万円)を獲得した。
概要

Xプライズ財団を率いるピーター・ディアマンディス会長が1996年にX PRIZE(エックスプライズ)を立ち上げたが、資産家のアミール・アンサリとアニューシャ・アンサリがXプライズ基金に資金の提供を申し出て、名を冠してAnsari X Prizeとなった。受賞条件は下記。
- 宇宙空間(高度100 km以上)に到達する。
- 乗員3名(操縦者1名と乗員2名分のバラスト)相当を打ち上げる。
- 2週間以内に同一機体を再使用し、宇宙空間に再度到達する。
世界各地から26チームが参加したコンテストで、2004年10月4日(米国時間)に規定の条件を最初にクリアして高度100kmの有人宇宙飛行に初成功したスペースシップワンが、賞金1,000万ドルを得た。
その他
Xプライズ財団は、月着陸船の開発を目指した「Lunar Lander Challenge」(賞金総額200万ドル)、軌道エレベータ技術を競う「Space Elevator Games」などもコンテストしている。
脚注
関連項目
外部リンク
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