Apache ActiveMQ

Apache ActiveMQ（アパッチ アクティブ エムキュー）は、Apache License 2.0によるJava Message Service (JMS) を実装したメッセージ関連のオープンソースのミドルウェアである。クラスタリングや複数のメッセージ保存スペース、仮想マシン、キャッシュ、ジャーナリングに加え任意のデータベースをJMS永続性プロバイダとして利用できることなどといった「企業向け機能」^[1]を用いることが出来る。

Apache ActiveMQ

開発元	Apache Software Foundation
最新版	6.1.6 / 2025年3月10日 (2か月前) (2025-03-10)
リポジトリ	github.com/apache/activemq
プログラミング 言語	Java
対応OS	クロスプラットフォーム
種別	Java Message Service、メッセージ指向ミドルウェア、サービス指向アーキテクチャ
ライセンス	Apache License 2.0
公式サイト	activemq.apache.org

Javaの他にも、.NET^[2]やC言語またはC++^[3]、もしくはDelphi^[4]やPerl、Python、PHPやRubyなどのスクリプト言語を様々な"Cross Language Clients"^[5]を通じ、多くのプロトコルやプラットフォームと接続しながら使うことが出来る^[6]。これらはいくつかの標準ワイヤプロトコルと、Apache独自のOpenWireと呼ばれるプロトコルを含んでいる。

ActiveMQはエンタープライズ・サービス・バスの実装において用いられている（例えば、Apache ServiceMix、Apache Camel、Talend Enterprise ESB、ESB Muleなど）。また、SOAインフラプロジェクトにおいてはApach CXFもまたよく用いられている。

ActiveMQに対する企業向けサポートは、IONA Technologiesなど別のベンダーから受けることが出来る。テストを受け、認証されサポートされているActiveMQの企業向けバージョンがFUSE Message Brokerと呼ばれて販売されている。