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Arnold (ソフトウェア)

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Arnold(アーノルド)は、Solid Angle社の作成した、不偏で、物理ベースのレイトレーシング3Dレンダリングアプリケーションである[1]

Arnoldを使用した有名な映画には、『モンスター・ハウス』、『くもりときどきミートボール』、『アリス・イン・ワンダーランド』、『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ』、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』、『アベンジャーズ』、『レッド・テイルズ』、『アンダーワールド 覚醒』、『キャプテンハーロック』、『エリジウム』、『パシフィック・リム』及び『ゼロ・グラビティ』がある[2]

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技術

Arnoldはモンテカルロ・レイトレーシングを基にしている。したがって、そのエンジンは、シーン全体に数十億の空間的に非可干渉 (インコヒーレント) な光線を送出することに最適化されている。 光が壁や他の物体から跳ね返り、間接的に被写体を照らすことができるように、しばしば1レベルの拡散相互反射を使用する。 Elysiumの宇宙ステーションのような複雑なシーンでは、インスタンシングを大量に使用する。また、Arnoldはマテリアルとテクスチャを定義するためにOpen Shading Languageを使用する。

歴史

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SIGGRAPH 2013でのMarcos Fajardo

Marcos FajardoはArnoldのチーフアーキテクトである[2]。現在のArnoldとなったものの始まりは、Fajardoが自身のレンダラーを書くことを決めた1997年にある。 その年、彼はSiggraphに出席し、会議に出席した友人との議論で、アーノルドのレンダリング技術の基盤となる確率的レイトレーシングに興味が駆り立てられた[2]

Fajardoのレンダラーの初期のバージョンはRenderAPIと呼ばれていた[2]。Arnoldという名前は、彼らが映画館で見たアーノルド・シュワルツェネッガーの映画を模倣した後、ファハルドの友人の一人がその名前を提案した時に登場した[2]

Arnoldの背後にある会社Solid Angleは、2016年前半にAutodeskに買収された。買収は2016年4月18日に正式発表された[3]

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プラグイン / コンバーター

公式

  • Maya (MtoA)
  • 3ds Max (MaxtoA)
  • Cinema 4D (C4DtoA)
  • Houdini (HtoA)
  • Katana (KtoA)

サードパーティー / オープンソース

  • Softimage (SitoA) - 公式プラグインであったが、開発終了後にオープンソース化された[4]
  • Massive (massive2arnold)[5]
  • Nuke (ATON)[6]
  • Blender (Arnold for Blender) - 旧Barnold[7]。BtoA[8]の後継。
  • LightWave (LWtoA)[9][5] - 開発停止中。

出典

外部リンク

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