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インフェルノ (映像編集機)

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インフェルノ(inferno)とは、オートデスク社メディア&エンターテインメント部門(旧ディスクリート社)製のプロフェッショナル用の映像編集・合成システムの名称。1990年代後半~2000年代の定番システムのひとつであり、極めて高い評価を受けている[要出典]

概要

要約
視点

インフェルノは、デジタル合成システムである。ディスクリート社では「ビジュアルエフェクト・フィニッシングシステム」と呼んでいる。初期は合成機能のみであったがノンリニア編集もある程度できるようバージョンアップされた。システム構成により、スタンダードTV、ハイビジョンや映画のデジタル製作に対応する2K解像度・4K解像度などに対応している。

特に処理速度に優れ、レンダリングに長時間かかるような複雑な合成などについても、リアルタイムあるいは短時間の処理での合成結果生成が可能である。そのため微妙な画像合成を行う際に「結果を見て手直しをする」といった手順での作業ができる。

ただし、システム価格は5000万円~1億円を越えるほどのものであり(2006年現在)、使用料金も高い。従って、映画などでの特殊映像処理の用途以外では「テレビ番組映像の一部の手のこんだ合成部分(タイトルなど)」「コマーシャルフィルム」「映画のトレーラー」「ミュージック・ビデオ」などの作成といった高付加価値の映像製作に使われることが多い[要出典]

下位機種に「ディスクリート・フレーム(flame)」「ディスクリート・フリント(flint)」がある(それらの機種でデータの作成を行ってインフェルノの使用時間を削減するといったコストダウンの手法も一般的である)。

さらに見る バージョンの変遷, バージョン ...
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