CASE

CASE (ケース)とは、自動車業界において、今後の自動車と関連産業に求められる「通信（C）、自動（自律）化（A）、サービス＆シェア（S）、電動化（E）」を意味する。^[1]

ソフトウェア開発に使うツールの例

運転テスト中のWaymoの自動運転車（サンフランシスコ・ベイエリア、2017年）

CASEという概念は、本来2016年9月に開催されたパリモーターショーにおいて、ダイムラー社（現メルセデス・ベンツグループ）が発表した中長期戦略の中で用いたのが始まりである。2020年代以降の自動車業界を象徴する言葉として注目され、自動車メーカー各社はこれら4つのテーマを組み合わせることで、単に車を作る会社からモビリティカンパニーへのモデルチェンジを図る動きが活発化している。^[2]

CASEという言葉は、それぞれ以下の文字の頭文字をとって作られた造語である。

• Connected - インターネットへの常時接続（コネクテッドカー）
• Autonomous - 自動運転・自動運転車
• Shared & Service - カーシェアリング・ライドシェア
• Electric - 電気自動車

ちなみに、CASE（Computer Aided Software Engineering)は以下のページを参照。

• Computer Aided Software Engineering