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CATOBAR

航空母艦での航空機の離着艦方法 ウィキペディアから

CATOBAR
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CATOBAR英語: Catapult Assisted Take Off But Arrested Recovery[1][2]あるいはCatapult Assisted Take-Off Barrier Arrested Recovery[3]、キャトーバー)は、航空母艦での航空機艦上機)の離着艦方法の一形式。発艦装置としてカタパルト着艦装置としてアレスティング・ギアを使用する[1][注 1]

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アメリカ海軍ロナルド・レーガン」のカタパルトを使い2機同時に発進するF/A-18C

概要

ジェット機のように大重量のCTOL機を航空母艦艦上機として運用する場合、発艦・着艦ともに補助が必要になる。このうち、発艦装置としてカタパルトを使用する方式をCATOBARと称する[1]。一方、着艦する際の制動にはアレスティング・ギアを使うことになり、このときアレスティング・ワイヤーに引っ掛けるため、航空機の側にはアレスティング・フックが装備される[1]

CATOBAR方式での運用は必ずしも航空母艦に限られるわけではない。事故などの非常時や、急造飛行場で滑走路が短い場合には、地上でもアレスティング・ギアを用いた着陸が行われることもある。アメリカ海兵隊では、短時間で移設可能なMOREST (Mobile arresting gear) を装備化しており、前線近くにSATO (Short Airfield for Tactical Support) を設営して、作戦機をMORESTにより着陸させてJATOにより離陸させる運用を構想していたが、ベトナム戦争時に設営されたチュライ飛行場 (Chu Lai Air Base) では、後に舗装滑走路が完成するまではカタパルトも設置されており、陸上ながらCATOBAR運用が行われた[4]

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脚注

参考文献

関連項目

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