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Falkon

アドブロックを内蔵した自由なウェブブラウザ ウィキペディアから

Falkon
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Falkon(旧称:QupZilla)は、自由かつオープンソースウェブブラウザで一般ユーザーを対象にしている。ユーザーのデスクトップ環境とのシームレスな統合が可能で、複数の特徴的な機能がある。FalkonはGPLv3で公開されている。

概要 作者, 開発元 ...
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機能

現代的なウェブ標準に対応するためQt WebEngineから提供されるChromiumエンジンを使用しており[2]、自然な見た目とユーザーのデスクトップの感触とシームレスに統合することに力を入れている[3]。また、履歴英語版フィードブックマークを一つの場所に集めたり、ページ全体のスクリーンショットを記録したり、Operaのようなスピードダイヤルといった機能を搭載している[4]。さらにMozilla FirefoxGoogle Chromeといった主要汎用ブラウザと比べてシステムリソースの消費が少ないとされている[5]。現在のHtml5testの点数は501[6]

FalkonはQtクロスプラットフォームアプリケーションフレームワークを使用していて最適化された内蔵アドブロックを搭載している[7][8]。Windows対応ポータブルバージョン(インストールしない)もある。また、PortableAppsフォーマット形式での提供も行われている[9]

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歴史

Thumb
QupZilla v1.7.0はAcid3を合格した。

2010年に研究プロジェクトとして始まった。PythonPyQtライブラリを使用)で書かれた最初のプレビューリリースは2010年12月に公開された[10]。2011年に汎用的なポータブルウェブブラウザを開発することや、Microsoft WindowsLinuxの見た目と感触なデスクトップ環境とシームレスに統合することを目標にソースコードC++で書き換えた[11]。バージョン1.6.6 (2014年5月)まではWindows 2000に対応していた[12]

かつてはPDFPNGの出力が可能であったが、バージョン2.0.2ではそのすべてが不可能になった。

2018年4月に、QupZillaとしての更新を終了。Qt WebEngineの5.10.1を用いたブラウザとして再始動することが発表された[13]。当面の対応はWindowsとmacOSとLinuxのみ。 PDFとPNGの出力には現時点で未対応。そのほか、Qt WebEngineに起因する不具合は改善されていない。PPAPIのフラッシュに対応。Otter Browserよりも動作不安点が少ない。レイアウトはQupZilla時代からさらに単純化されている。

2023年4月21日にヴァージョン23.04.0をリリースした[14]

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脚注

関連項目

外部リンク

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