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Garuda Linux
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Garuda Linuxは、Arch Linuxの仕様をベースとしたゲーミング目的のLinuxディストリビューションである[2][3]。デスクトップ環境は複数提供されるが、デフォルトはKDE Plasmaである[4]。「Garuda」はヒンドゥー教や仏教に由来する言葉で、「神聖な鷲のような太陽の鳥である鳥の王」として定義されている[5]。
Garuda LinuxはArch Linuxの仕様をベースとしており、パッケージ管理システムにPacmanを利用するローリングリリースアップデートモデルを特徴とする[2]。
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歴史
Garuda Linuxは、インド出身の大学生であるShrinivas Vishnu Kumbharとドイツ出身のSGSによって2020年3月26日にリリースされた[6]。
特徴

Garuda Linuxの操作はArch Linuxのようにコマンドラインへ集中しておらず、全てに対しGUIが提供されている[7]。Garuda Linuxのインストール処理は、グラフィカルインストーラーのCalamaresを利用して行い、ブートローダーにはGRUBを利用する。Garuda LinuxはスナップショットをサポートするBtrfsファイルシステムをデフォルトで使用する[3]。スナップショットはブートローダーからアクセス可能で、圧縮をサポートする[3]。Garuda LinuxにはPacmanのGUIフロントエンドとしてManjaroのpamacが含まれ、これによりPacman提供のパッケージや、SnapおよびFlatpakのパッケージをインストールすることができる[8]。AURへのサポートはChaotic-AURが提供する。またコマンドラインを利用することもできる。Garuda Linuxにはさらに、カーネルなどのシステム設定用プログラムであるGaruda Settings Managerや、管理者設定変更用のGaruda Assistantも含まれる[5]。Garuda Linuxのメインテーマは、macOSと似ていることで知られる Dra460nized (dragonized) カスタムKDE Plasmaテーマである[7]。
Garuda Linuxに含まれるGaruda Gamerにより、ゲーミング関連パッケージのインストールが容易となるGUIが提供される[5][2]。
Garuda Linuxがローリングリリースモデルということは、システムソフトウェアコンポーネントのアップデートは特別なソフトウェアアップデートを利用して行うのではなく、標準ソフトウェアアップデート中に行われることを意味している[4]。
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関連項目
脚注・出典
外部リンク
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