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JR貨物19F形コンテナ

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JR貨物19F形コンテナ
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JR貨物19F形コンテナ(JRかもつ19Fがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が配備した12ftドライコンテナである。

概要 基本情報, 製造メーカー ...
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概要

旧型の国鉄コンテナや、JR初期に製造された18A形18C形の老朽取換用として、1999年(平成11年)に登場した。

その後、船積用のツイストロック式の隅金具を下部四隅、またクレーン吊り用の簡易形隅金具を上部四隅に設置した改良型の19G形2001年(平成13年)に登場したことにより、本形式の製造は4,925個で終了した。

構造

19シリーズ初の片側妻扉・側扉の二方開きで、外法寸法は高さ2,500mm、幅2,450mm、長さ3,715mm、自重1.5t。内容積は18.9m3。最大積載量は5t。0番台と5000番台が存在する。

ただし妻面と側面に扉があるため、本形式には隅金具はない。また外観上の扉のない面にはリブが復活している。

製造メーカーは、東急車輛製造・日本車輌製造・CIMC。側面のリブにはメーカーごとに差異がある。

5000番台が存在し、非扉側の妻面型式番号表記が初期は横書き、後期は縦書き2列で側面に「地球環境にやさしい鉄道貨物輸送」というステッカーが張られた。また、このステッカーは他形式と内容もサイズも異なる。

現状

2007年平成19年)以降はエコレールマークシールを順次貼り付けた。

19G形と並んで、片妻面・片側面開き12ftコンテナの標準型として使用されていたが、2013年(平成25年)度以降、19D形や19G形の増備型、20G形への置き換えにより廃棄や、車軸輸送用のZ19F形死重用途のZD19F形への改造が進み、2018年(平成30年)12月に全廃された。

また、死重用途のZD19F形に関しても、2019年令和元年)7月以降、ZD19D形ZD19G形への置き換えが進み、2022年(令和4年)3月に全廃された。

参考文献

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967

外部リンク

関連項目

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