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Joint Bi-level Image Experts Group

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Joint Bi-level Image Experts Group (JBIG) は、二値画像の符号化の標準を制定するために、各国の標準化団体および主要企業が指名した専門家集団であり、ISO/IEC JTC 1/SC 29ITU-Tの合同グループである。


概要

ISO/IECにおいては、ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 1の2つのサブグループのうちの1つである[1][2][3]ITU-Tでは、その作業はITU-T VCEG英語版の領域に属する[4]

Joint Bi-level Image Experts GroupはJBIGJBIG2標準を開発した[5]。JBIGは、通常、毎年3回開催されるJPEG委員会と共同で会合することが多かった[6]

歴史

1983年4月に、ISOはテキスト端末に写真品質の画像を追加する作業を開始した。1980年代半ばには、CCITT(現ITU-T)とISOのそれぞれが画像符号化のための標準化グループを持っていた。CCITT研究グループVIII(SG8)(Telematic Services)とISO TC97/SC2/WG8(Coding of Audio and Picture Information)である[7]。どちらも画像による通信をターゲットにしていた。1988年、CCITTとISOの合同でJoint Bi-level Image Group (JBIG)を創設することが決定された[8][7]。 2019年にJBIG2規格の最終版(ISO/IEC 14492:2019、2000年の初版に対する3つの追補を反映させたもの)を発行し、組織としてのJBIGは解散した[9]。現在、JBIG規格のメンテナンスはJPEGグループが担当することとなっている。

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発行した標準

JBIGは以下の表に掲げる標準を開発しており、それらはITU-TとISO/IECによって発行されている。

さらに見る 通称, 部 ...

注:JBIGの初版(ISO/IEC 11544:1993)には、2つの正誤表(Cor.1:1995, Cor.2:2001)が発行されている。
また、JBIG2の初版(ISO/IEC 14492:2000)に対しては、3つの追補(Amd.1:2004, Amd.2:2003, Amd.3:2012)が発行された。これを組み込んだものが第2版(ISO/IEC 14492:2019)である[11]

関連項目

脚注

外部リンク

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