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Lempel-Ziv-Oberhumer

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Lempel-Ziv-Oberhumer (LZO) は、可逆データ圧縮アルゴリズムであり、解凍速度の速さに特徴がある。Markus Franz Xaver Johannes Oberhumer が1996年より開発していて、ライブラリとしての LZO とコマンドライン版の lzop がある。[1]

概要 作者, 初版 ...
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設計

LZOは以下のような特徴があるアルゴリズムである。

  • 圧縮速度はdeflate圧縮に匹敵する
  • 解凍速度は非常に速い
  • 圧縮時にはバッファ領域を必要とする(圧縮レベルによるが、8kBや64kB等である)
  • 解凍時には解凍元・解凍先以外のメモリ領域は必要としない
  • 圧縮品質と圧縮速度のバランスを指定できる。それは解凍速度に影響を与えない

実装

ライブラリは ANSI C で実装されており、GNU General Public License v2+ の下で利用できる。GPLとは異なるライセンスで利用できる商用版も販売している。Perl, Python, Javaの移植版もある。[1]

gzip に相当するコマンドライン版は lzop として公開している。

関連項目

  • LZ4 – LZOの派生で、解凍速度が非常に速いアルゴリズム

参照

外部リンク

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