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M1モーターウェイ

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M1モーターウェイ
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M1は、ロンドンからリーズへ至る、イングランドを南北に走る高速道路。リーズ郊外のw:Aberford付近でA1(M)に接続する。英国初の都市間高速道路として、1959年に開通した[1]。(ただし、高速道路規格の道路として英国で最初に開通した道路はプレストン・バイパスであり、これは後にM6に編入された[2]。)

概要 モーターウェイ, 路線延長 ...
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歴史

要約
視点

世界的には1920年代初頭に高速道路の建設が始まり、イタリアではムッソリーニ首相の命を受けアウトストラーダを、ドイツでは1921年にヒトラーの下でナチスアウトバーンを、それぞれ建設した。イギリスでも第二次世界大戦以前より高速道路網(モーターウェイ)の整備に向けた計画が存在していた。1923年、モンタギュー卿はロンドンとバーミンガムを結ぶ高速道路のような道路を建設する会社を設立したが[3]、これは1949年特殊道路法が成立する26年も前のことで、当該道路は限られた乗り物しか通行できなかった。1950年代にようやく英国政府が主体となって、前述の法律に基づく最初の高速道路の建設に着手した。最初の区間はランカシャープレストンにあるプレストン・バイパスで、1958年に開通した。(現在はM6の一部である。)[2] M1はイギリス初のフル規格の高速道路として1959年に開通した[4]

1959年開通時の最初の区間

モーターウェイの最初の区間は現行の5番ジャンクション(ワトフォード)から18番ジャンクション(クリック/ラグビー)までの区間で、支線となるM10(7番ジャンクションからw:St Albansの南まで、当初はA1に接続していた)とM45(17番ジャンクションからA45までとコヴェントリー)の2路線と共に、1959年11月2日に開通した。ハートフォードシャー州内の一部区間は蒸気ローラーを用いて建設された[5]

M1の開通式は公式にはスリップ・エンド村 (ルートンの近く)で挙行され、"London-Yorkshire Motorway, This slab was sealed by the Rt Hon Harold Watkinson M.P. Minister of Transport inauguration day, 24th March 1958"(『ロンドン・ヨークシャー・モーターウェイ、当石板は右のホン・ハロルド・ワトキンソン下院議員 運輸大臣により調印された、開通日1958年3月24日』)と銘刻された大きなコンクリートの板とともに、村と隣り合う橋の上で祝われた[6]。この銘板は2007年8月の拡張工事の際に撤去された。

M1の当区間はその大部分が北西方向へ延びるA5のルートと並行している。南東方向へ延びてA1に接続してA5へと至るワトフォード・バイパス (A41)を起点とする。M1から分岐している支線のM10とは、北部環状道路(M25へ至るA405/A414)で接続しており、更にこの環状道は (現在はA5183として再編された) A5および(A414を経由して2マイル (3.2 km)東にあってM25の区間の一部となっている)A6に接続している。

1959年に最初の区間が全て開通したが、2つの区間に分けて建設された。10番から18番ジャンクションまでの北側の区間はJohn Laing[1]、南側区間のSt AlbansバイパスはTarmac Constructionがそれぞれ工事を受け持った[7]

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ジャンクションなど

さらに見る チャリング・クロスからの距離 (km), 南方面出入口 (上り・B車線) ...
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脚注

外部リンク

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