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Microsoft Windows Server 2008
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Windows Server 2008(ウィンドウズ サーバー 2008)は、マイクロソフトが開発・提供するWindows Server 2003の後継となるサーバ向けオペレーティングシステム (OS)。
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Windows Server 2008のコードネームはWindows Server Codename "Longhorn"あるいは俗にLonghorn Serverとも呼ばれていた。Windows Vistaをベースに開発されている。
2007年5月16日、正式名称をMicrosoft Windows Server 2008と発表[2]。2008年2月5日、日本でMSDNとTechNetの会員向けにダウンロード提供が開始された[3]。製品版は米国で2008年2月27日に提供を開始した[4]。日本では4月15日から提供開始[5]。
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サポートするプラットフォーム
Windows Server 2008は64ビット(x64およびIA-64)環境を主軸にしているが、32ビット (x86) 環境もサポートしている。次バージョンのWindows Server 2008 R2では64ビット環境のみのサポートとなり、x86環境には非対応となった為、Windows Server 2008が32ビット環境に対応した最後のサーバー用Windowsとなった。[6]
エディション
- Windows Server 2008 Standard (x86, x64)
- Windows Server 2008 Standard without Hyper-V (x86, x64)
- Windows Server 2008 Enterprise (x86, x64)
- Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V (x86, x64)
- Windows Server 2008 Datacenter (x86, x64)
- Windows Server 2008 Datacenter without Hyper-V (x86, x64)
- Windows Server 2008 for Itanium-based Systems
- Windows Web Server 2008 (x86, x64)
- Windows HPC Server 2008 (x64)
- Windows Storage Server 2008 (x86, x64)
- Windows Small Business Server 2008 (x64)
- Windows Essential Small Business Server 2008 (x64)
- Windows Server 2008 Foundation (x64)
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特徴
要約
視点
- Server Core
- Server Coreとしてインストールすると、主にコマンド プロンプトがユーザーとの対話のインタフェースになる。要望が多かったりしたものなどはウィンドウを表示して使える。Server Core は、Active Directoryのドメインコントローラ、DNSサーバ、DHCPサーバ、ファイルサーバ、Windows Media サーバ、Webサーバ、Hyper-V サーバー等として機能する。Windows ExplorerがインストールされないためInternet Explorer等がインストールされず、また.NET FrameworkもGUIが前提のライブラリが含まれているためインストールされない。Server Core は、ユーザーが直接操作するような環境ではなく、インフラストラクチャとして配置するサーバーに最も有効である。Server Core でインストールされたコンピュータは、リモート コンピュータで MMC を使って管理する。また、インストールされるコンポーネントがより少なくなることで、より攻撃される面が少ない。
- Hyper-V
→詳細は「Hyper-V」を参照
- Hyper-Vとは、仮想マシンモニタである。Intel VT や AMD Virtualization といったCPUの仮想化支援機能を利用し、1台のサーバマシンで複数のOSの実行を実現する。Windows Server 2008の他に、Windows Server 2003とWindows 2000 ServerおよびLinuxが、Hyper-V 上での実行対象としてサポートされる。x64用のみの提供となっている。
- EFIのサポート
- 従来のBIOSに替わるUEFIのサポート(64ビット環境のみ)。
- Active Directory
- Active Directoryに登録されるユーザ名のふりがなへの対応やロールが強化される。
- Windows PowerShell
- Windows Server 2008から標準でWindows PowerShellが搭載される。コマンド プロンプトやWindows Scripting Hostに置き換わるコマンドラインベースの管理ツール。Windows PowerShellを利用するには、.NET Frameworkをインストールする必要がある。
- ターミナル サービス
- ターミナル サービスはいくつかの機能が追加された。RDP 6.1をインストールしているWindows Server 2008やWindows Vista SP1、Windows XP SP3は標準で対応し、Windows Vistaはサービスパック 1への更新で、Windows XP SP2やWindows Server 2003 SP1以降のシステムはRDP 6.1をWindows Updateでインストールすることにより対応する。サーバー上にある1つのアプリケーションの共有、またそのゲートウェイ サービス、クライアント側のプリンタの共有ということが可能となった。
- その他
- IIS (Internet Information Services) 7.0
- Remote Installation Servicesの後継となるWindows展開サービス
- WIM (Windows Image Format) を用いたセットアップと配置
- OSの完全なコンポーネント化
- Windows Vistaのグループポリシーに対応
- SMB 2.0の実装によるNTベースのSMB利用環境に対応
- ケルベロス認証の256ビットAESのサポート
- iSNSのサポート
- Secure Socket Tunneling Protocolのサポート
- Self-healing NTFSというNTFSの強化
- DHCPv6等のIPv6環境への対応
一部の機能は Windows Server 2003 でもサポートされる。
脚注
関連項目
外部リンク
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