トップQs
タイムライン
チャット
視点
Mutter
GNOME3以降におけるウィンドウマネージャ/ディスプレイサーバー ウィキペディアから
Remove ads
Mutterはウィンドウマネージャで、最初はX Window System用に設計され実装されたが、後にWaylandコンポジタへと進化した。MutterはMetacityを置き換えることでGNOME 3のデフォルトウィンドウマネージャとなった[3]。MutterはレンダリングにGTK+を使用していたが、Clutterと呼ばれるグラフィックライブラリを使用することでOpenGLもサポートしている。Mutterという名前はMetacity Clutterのかばん語である。
Remove ads
MutterはGNOMEライクなデスクトップ用スタンドアローンウインドウマネージャアプリケーションとして機能し、GNOME Shell用の主要なウインドウマネージャとして使え[4]、GNOME 3に欠かせない部品である。Mutterはプラグインで拡張可能であり、多数の視覚効果をサポートする。GNOME ShellはMutterのプラグインとして書かれている。Pantheonデスクトップ環境のコアコンポーネントであるGalaはlibmutterを利用してビルドされる[5][6]。Budgieデスクトップ環境で使われるBudgie-wmは、libmutter上でビルドされたもう1つのウインドウマネージャである[7][8]。
Remove ads
開発
Adel GadllahはMutterのバージョン3.13にHiDPIのサポートを追加した[9]。
バージョン3.13.2でlogind統合はmutter-launchに置き換えられた[10]。
バージョン3.13.3でwl_touch_interface
のサーバサイド部分をCarlos Garnachoが実装した[11][12][13][14]。
パフォーマンス
OpenGLのゲームはコンポジット型ウィンドウマネージャを使うと実行において余分な負荷が発生する。2010年6月、PhoronixはMutter[15]とCompiz[16]において同様に余分な負荷を評価した。
フォーク
Muffin
MuffinはLinux MintチームによるCinnamonデスクトップ環境用のフォークである。GNOME ShellのフォークであるCinnamonのシェルはMuffin用のプラグインとして書かれている。
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads