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PEACE STADIUM Connected by SoftBank
日本の長崎県長崎市にあるサッカースタジアム ウィキペディアから
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PEACE STADIUM Connected by SoftBank(ピーススタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク、略称「ピースタ」)は、長崎県長崎市幸町の長崎スタジアムシティ内にあるサッカー専用スタジアム。ジャパネットホールディングス(ジャパネット)が事業主となり、グループ会社の株式会社リージョナルクリエーション長崎が主体となって運営にあたる。ジャパネットグループの日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)・V・ファーレン長崎がホームスタジアムとして使用している[2]。
通信大手のソフトバンクが命名権を取得し「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」の名称としている(詳細は後述)。
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概要
→「長崎スタジアムシティ」および「三菱重工業長崎造船所 § 幸町工場の跡地活用について」も参照
三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地の再開発事業として、ジャパネット、ジョーンズ・ラング・ラサール、竹中工務店の3社が核となって手掛けた「長崎スタジアムシティプロジェクト」の中核施設である。「ピッチまでの距離日本最短の約5m」を始めとした、観戦体験を重視した構造と、日本初となる「ホテル一体型スタジアム」を実現させているのが特色となっている。
スタジアムシティのグランドオープン(2024年10月14日)に先立つ2024年10月6日の明治安田J2リーグ第34節・V・ファーレン長崎対大分トリニータの試合が行われて19,011人の観客を集め、実質的な供用開始となった[3]。グランドオープン前日の2024年10月13日には福山雅治による無料こけら落としライブが開催された[4]。
施設概要
約35,000 m2の敷地中央に天然芝ピッチを配し、南北と西側(浦上川側)には地上6階建て(RC造、高さ約28 m)の観客席が、東側(JR長崎本線・西九州新幹線・国道202号側)にはスタジアム観客席と一体となったホテル棟「STADIUM CITY HOTEL NAGASAKI」(地上14階建て、高さ約60 m)が建つ。西側観客席がメインスタンド、東側のホテル棟がバックスタンド側となる。
観客席は基本的に全周で2層式で、1階から3階が下層席、4階と5階が上層席になる[5]。スタジアム全周において最前列とピッチ(サイドライン・ゴールライン)との距離を規定で定められたギリギリの5mまで近づけて臨場感を演出する一方、全座席にドリンクホルダーを設置するなど快適性にも配慮した[5]。座席のカラーリングは長崎の海のディープブルーと長崎の空のスカイブルーをグラデーションで配色したものとなっている[6]。
両チームのベンチは欧州のサッカースタジアムで多く見られる観客席一体型(観客席埋め込み型)となり、ベンチに近いメインスタンド中央前列の観客席は「プレイヤーズスイート」と名付けられた食事付きのVIP席として販売される[7]。
ホテル棟は「日本初のサッカースタジアムビューホテル」を謳うように客室全243室の約7割がスタジアム側に向いている[8]ほか、6階に設けられるプール、半露天風呂、サウナからもスタジアムが眺められる[9]。なお、ホテル棟(バックスタンド)の下層スタンドは一般向けの観客席だが、上層(4階・5階)はボックス席及びスイートルームとなっている[5]。
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命名権
2022年12月19日、ジャパネットホールディングスと通信大手のソフトバンクは、長崎スタジアムシティプロジェクトにおいてICT領域で連携すると共に、ソフトバンクがスタジアムの命名権を取得し、スタジアムを「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」と名付けることを明らかにした[10]。契約期間は2029年1月31日までの5年間で、契約額については明らかになっていない[11]。
アクセス
- JR西九州新幹線・長崎本線 長崎駅から徒歩約10分
- 長崎電気軌道本線 スタジアムシティノース停留場から徒歩約3分、スタジアムシティサウス停留場から徒歩約6分
- 長崎バス ココウォーク茂里町バスターミナルから徒歩約5分
出典
関連項目
外部リンク
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