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RER C線
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RER C線(エールウエール・セーせん、フランス語: Ligne C du RER、通称: RER C)は、フランス国鉄(SNCF)によって運営されているフランスの首都パリとその大都市圏(イル=ド=フランス地域圏)で運行されている地域急行鉄道網・RER(イル=ド=フランス地域圏急行鉄道網)の路線である。パリ近郊西部のポントワーズ駅、ヴェルサイユ=シャトー駅、サンカンタン=アン=イヴリーヌ駅の各駅から、パリ中心部を経由し、パリ近郊東部のサン=マルテン=デタンプ駅、ドゥルダン=ラ=フォレー駅、マッシー・パレゾー駅までを東西に結ぶ。1980年に開業。
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概要
C線は、総延長162㎞で、RERでは2番目に長い路線である。パリ都市圏を貫通し多数の分岐線を有する。
1979年に東部方面への近郊列車の発着駅であった旧オルセー駅(現在のミュゼ・ドルセー駅)と、西部方面への近郊列車が運転されるセーヌ川左岸線の発着駅であったアンヴァリッド駅(Invalides)が地下新線で接続され、東西の直通運転によって運行を開始した。 1979年から段階的に開業したが、当初は、左岸支線(Transversale Rive Gauche)と呼ばれた。1980年以降、公式にRER C線とされた。
左岸線はヴェルサイユ(Versailles)を始点とし、セーヌ川に沿ってアンヴァリッドへ至る路線である。北方への支線はセーヌ川を横切り内環状線プティト・サンチュールの北西部に合流し、パリ郊外北西部に通じ、ポントワーズ(Pontoise)へ向かう。

路線
行き先の分岐が一番複雑な路線で、西にはC1のポントワーズ、C5のヴェルサイユ=シャトー、そしてC7の(ヴェルサイユ=シャンティエ経由)サンカンタン=アン=イヴリーヌの3方面に、そして東にはC2のマッシー・パレゾー(B線と接続)、C4のドゥルダン=ラ=フォレー、C6のサン=マルテン=デタンプ、そして南部を迂回する形でC8のヴェルサイユ=シャンティエに合流する4方面の合計7方面に分けられている。
C3はC1のエルモン=オーボンヌで分かれてアルジャントゥイユへ向かう路線であったが、エルモン=オーボンヌ、アルジャントゥイユ間はサン・ラザール駅始発のトランジリアンJ線に組み込まれ、RERとしては2006年10月に廃止された。C3はC1の途中駅モンティニー=ボーシャンまでの列車に当てられている。
脚注
関連項目
外部リンク
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