トップQs
タイムライン
チャット
視点
RPD軽機関銃
ウィキペディアから
Remove ads
RPD(ロシア語: Ручной пулемёт Дегтярёва, 略称:РПД)は、SKSカービン用に開発された7.62x39mm弾を使用する分隊支援火器として、前任のDP28軽機関銃を設計したヴァシリ・A・デグチャレフが1944年に設計した軽機関銃である。
![]() |
Remove ads
概要
RPD軽機関銃は、1943年に開発が始まり1944年に完成。1948年にソ連軍に採用され、1953年には大規模な納入が開始された。その後は1950年代を通じてソ連軍で使用された。この銃は、伏せ撃ち用に二脚を標準装備していたほか、腰だめ撃ちが可能なようにスリングを取り付ける金具も有している。
この銃は、一見すると円形のドラムマガジンを備えるように見えるが、この"ドラムマガジン"は実際には弾薬を非分離式の金属製リンクに装着したものを収納する単なる弾薬箱であり(ドイツのMG34/MG42と同じ方式)、給弾はリンクを用いなければ不可能である。この給弾方式のため、前線においてほかの兵士が持つAK-47と同じ弾薬を用いるにもかかわらず、即座に共用することができなかったため、前線における運用に難があると評価され、1960年代にはAKMの分隊支援火器仕様であるRPK軽機関銃に交替して退役した。
Remove ads
運用
RPD軽機関銃は、東欧諸国や中国(56式の名称で生産・装備)、北朝鮮(62式の名称で生産・装備)などでライセンス生産され、ベトナム戦争においても北ベトナム軍や南ベトナム解放民族戦線が大量に使用していた。現在でも中国や北朝鮮、ベトナムなどで予備兵器として保管されているほか、地域紛争で使用されている。
画像
登場作品
映画・テレビドラマ
漫画・アニメ
ゲーム
- 『TDP4:チームバトル』
- ヘビーマシンガンの類として登場。力スキル4以上のプレイヤーのみショップで購入可能。最大威力200。
- 『コール オブ デューティシリーズ』
- 『バイオハザード5』
- BSAA制式採用のハンヴィーに搭載されており、作中でクリスが使用。
- 『バトルフィールド ベトナム』
- 北ベトナム軍で使用可能。
- 『マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス』
- 一部の敵兵が所持している。
- 『Rising Storm 2: Vietnam』
- 北ベトナム軍及び南ベトナム解放民族戦線の機関銃手が使用可能。
- 『Escape from Tarkov』
- パッチ 0.14から追加された。通常モデルとサイドレイルシステムが搭載されたRPDNの二つがある。敵NPCであるSCAVが所持している他、ボスのコロンタイのメイン武器でもある。トレーダーから購入可能。
Remove ads
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads