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SMBIOS
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SMBIOS(System Management BIOS)とは、BIOS内のデータ構造の配置(およびそのアクセスメソッド)に関する仕様である。SMBIOSにより、そのPCに固有の情報をユーザやアプリケーションが格納したり使用したりすることができる。1999年ごろ、Distributed Management Task Force(DMTF)がSMBIOSを扱うようになった。それ以前は、SMBIOSはDesktop Management Interface(DMI)の一部として知られていた。ほぼ同じ時期にマイクロソフト社はOEM各社とBIOSベンダー各社に対して認定を受ける際にSMBIOS情報(インタフェースとデータ)を提供するよう要求している。
2021年1月現在、DMTFがリリースしている最新の仕様は2020年7月17日のバージョン3.4.0である。
Structure Type
バージョン2.7.1のSMBIOS仕様では、以下のStructure Typeを定義している。
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SMBIOSデータへのアクセス
Linux
LinuxカーネルにはSMBIOSデコーダがあり、SMBIOS情報に基づいてシステム管理者が特定のワークアラウンドの有効/無効を設定できる。ユーザ空間のコマンド行ユーティリティ dmidecode
[1] を使えばSMBIOSデータを見ることができる。
Windows
WMIを使えば、Windows上でSMBIOS情報にアクセスできる[2]。XPおよびそれ以降でサポートしている。一部のSMBIOS情報はコマンドプロンプトでWMICコマンドを使って表示することができ、レジストリにも同様の情報がある。
SMBIOSデータをそのまま取得するユーティリティも各種あり、例えば "smbiosw"[3] や "SMBIOS Peek"[4] がある。
UEFI
UEFIでは、"SmbiosView" というシェルアプリケーションでSMBIOSデータを見ることができる。
脚注・出典
関連項目
外部リンク
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