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SOLAÉ
愛知県稲沢市にあるエレベーター試験塔 ウィキペディアから
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SOLAÉ(ソラエ、国際的表記: Solae [3], Solae Test Tower, Solae Elevator Testing Tower [6])は、日本の愛知県稲沢市に所在する三菱電機ビルソリューションズ稲沢ビルシステム製作所構内にあるエレベーター試験塔である。2005年(平成17年)12月26日着工[4]、2007年(平成19年)9月26日竣工[4]。地上高 173.0 m[4]。

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2008年度(平成20年度)の日本建築家協会優秀建築選200選に選定されている[7]。
完成時から2009年(平成21年)までは史上最も背の高いエレベーター試験塔[5]であった[注 1]。現在(2021年時点)は、世界第10位、日本企業が建てたものとしては第3位[注 2]、日本国内にあるものとしては第2位[注 3]という位置付けである(cf. エレベーター試験塔#世界のエレベーター試験塔)。
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名称
「SOLAÉ(ソラエ)」という名称には、「空へ」向かって伸びる形と、限りない品質追求の思いという、2つの意味が籠められている。また、地上高の「173.0 m」は、地域名の「イナザワ(稲沢)」と数字を語呂合わせした「1 7 3 0」に由来している[9]。
特徴
1964年(昭和39年)に設立された[10]三菱電機稲沢製作所の構内に、新たに設けられた。総工費は 50億円[4]。ショールームや試験設備の付属棟を併設している[5][4]。
地上階は10階建てであるが、40階建ての高層ビルに相当する[11][10]。
塔の外観は地上部と上部を45度回転させたデザイン。夜間は、高輝度サーチライトでのエッジ部の照射と、最上階でのLEDカラー照明により、ライトアップされている[11][4]。登場して以来、稲沢市のランドマークとなっている。しかし、他の多くのエレベーター試験塔と同様、あくまで実験棟の一種であり、一般利用を想定して建設されてはおらず、したがって、見学など一般への公開は行われていない[12]。
ギャラリー
- 地域に聳えるSOLAÉ
(2007年撮影) - 三菱電機稲沢製作所の全景
(2014年撮影) - 稲沢市と、ランドマークとしてのSOLAÉ(右上)(2014年撮影)
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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