U-21サッカーイタリア代表

U-21サッカーイタリア代表（U-21サッカーイタリアだいひょう、イタリア語: Nazionale Under-21 di calcio dell'Italia, 英語: Italy national under-21 football team）は、イタリアサッカー協会によって編成されるイタリアのサッカーの21歳以下のナショナルチームである。21歳以下を対象とするUEFA U-21欧州選手権に出場するためのチームである。

U-21サッカーイタリア代表
国または地域	イタリア
協会	イタリアサッカー協会
FIFAコード	ITA
愛称	Gli Azzurrini（リ・アッズッリーニ） （小さなアッズッリ）
監督	カルミネ・ヌンツィアータ（英語版）
最多出場選手	アンドレア・ピルロ（46試合）
最多得点選手	アルベルト・ジラルディーノ（19得点）
ホームカラー アウェイカラー
初の国際試合
ポルトガル 1-0  イタリア (フンシャル, イタリア, 1976年12月23日)
最大差勝利試合
イタリア 7-0  エストニア (カタンザーロ, イタリア, 1995年3月25日)  イタリア 8-1  ウェールズ (パヴィーア, イタリア, 2003年9月5日)  イタリア 7-0  リヒテンシュタイン (カザラーノ, イタリア, 2012年9月6日)
最大差敗戦試合
ノルウェー 6-0  イタリア (スタヴァンゲル, ノルウェー, 1991年6月5日)
UEFA U-21欧州選手権
出場回数	22回
最高成績	優勝 (5回)
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概要

U-21スペイン代表と並んでUEFA U-21欧州選手権優勝5回は最多優勝国である^[1]。大会初優勝を果たしたのは、第8回大会目にあたる1992年大会である。U-21イタリア代表は1992年大会優勝を皮切りに、1994年大会、1996年大会と大会3連覇を果たし、3度目の優勝を飾った1996年大会では、後にバロンドールを受賞することになるファビオ・カンナヴァーロが大会MVPを獲得した^[2]。しかし、大会4連覇をかけて臨んだ1998年大会では、まさかの予選敗退を味わい、第1回大会から通じて初の予選敗退となった。

2000年大会では、ジェンナーロ・ガットゥーゾやアンドレア・ピルロ、クリスティアーノ・ザネッティらを擁して通算4度目の優勝。2大会後の2004年大会でも優勝を果たした。2010年代に突入すると、大会準優勝を経験した2013年大会を除いていずれもベスト4以下の成績しか残せず、初の自国開催となった2019年大会はグループステージ敗退に終わった。

UEFA U-21欧州選手権の成績

開催年	結果	試	勝	分	負	得	失
1978	ベスト8	1	0	0	1	1	2
1980	ベスト8	1	0	0	1	1	3
1982	ベスト8	1	0	0	1	0	1
1984	ベスト4	2	1	0	1	4	3
1986	準優勝	3	2	1	0	9	6
1988	ベスト8	1	0	0	1	3	4
1990	ベスト4	2	1	1	0	5	4
1992	優勝	3	3	0	0	9	2
1994	優勝	3	2	1	0	4	2
1996	優勝	3	2	1	0	4	2
1998	予選敗退
2000	優勝	4	3	1	0	8	3
2002	ベスト4	4	1	2	1	6	4
2004	優勝	5	4	0	1	10	4
2006	グループステージ敗退	3	1	1	1	4	4
2007	グループステージ敗退	3	1	1	1	5	4
2009	ベスト4	3	2	1	0	4	2
2011	予選敗退
2013	準優勝	5	3	1	1	9	7
2015	グループステージ敗退	3	1	1	1	4	3
2017	ベスト4	4	2	0	2	5	6
2019	グループステージ敗退	3	2	0	1	6	3
2021	ベスト8	4	1	2	1	8	6
2023	グループステージ敗退	3	1	0	2	4	5
通算	最高成績 : 優勝 24大会中/22回出場	64	33	14	17	113	80

歴代監督

• アゼリオ・ビチーニ 1976-1986
• チェーザレ・マルディーニ 1986-1996
• ロッサーノ・ジャンパッリャ（イタリア語版） 1996-1997
• マルコ・タルデッリ 1997-2000
• クラウディオ・ジェンティーレ 2000-2006
• ピエルルイジ・カジラギ 2006-2010
• チロ・フェラーラ 2010-2012
• デーヴィス・マンジャ 2012-2013
• ルイジ・ディ・ビアジョ 2013-2019
• パオロ・ニコラート（英語版） 2019-2023
• カルミネ・ヌンツィアータ（英語版） 2023-