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Xterm
X Window System用の基本端末模倣プログラム ウィキペディアから
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xtermは、X Window Systemの標準的な端末エミュレータである。ユーザは一つのディスプレイの中に複数のxtermを表示し、同時に作業を行うことができる。それぞれのxtermは、xtermの中で動作するプロセスに対し、独立した入出力を提供する(通常、このプロセスとはUnixシェルである)。
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概要
xtermは、X Window Systemに先立って開発されていた。もともとxtermは、1984年夏、VAXStation 100 (VS100) のスタンドアロン・端末エミュレータとしてMark Vandevoordeによって開発された。ところが、スタンドアロンで動作するよりもXの一部となった方が便利であることがすぐにわかり、X向けに変更された。
現在、xtermから派生した多くの端末エミュレータが存在する。
xtermには、通常メニューバーが存在しない。ユーザは、Controlキーを押しながら左クリック、中クリック、右クリックをすることで3つの異なるメニューにアクセスすることができる。コンパイル時にツールバーを組み込むことも可能だが、これは前述のものと同じメニューを呼び出す。
機能
端末エミュレーション
初期のバージョンでは、VT102とTektronix 4014をエミュレートしていた[2]。後のバージョンでは、次のような、DECや他の端末のためのコントロールシークエンスが追加されている。
プロトコル
端末コントロール機能は以下のものなどがサポートされている。
- ANSI X3.64
- Digital Equipment Corporation VTのファミリ
- VT52
- 初期のバージョンでは、VT102とTektronix
- VT220
- Tektronixのファミリ
- Tektronix 4014
加えて、商業的に用いられるターミナルマシンで使われるプロトコルのほかに、xtermは下のような若干のプロトコルを追加している。
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脚注
関連項目
外部リンク
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