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ヨーテボリ級コルベット
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ヨーテボリ級コルベット(スウェーデン語: Korvetter av Göteborgsklass)はスウェーデン海軍が運用しているコルベットの艦級[1][2]。
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設計
設計はKKV-90型と称されている。先行するストックホルム級(スピカ-III型)と比して、基準排水量にして70トン、水線長にして3.4メートルの大型化となった。船体は鋼製、上部構造物はアルミニウム合金製である。また安定化のためフィンスタビライザーも備えている[2]。
主機関については、1966年就役のスピカ級および1973年就役のノーショーピング級(スピカ-II型)ではプロテュースによるCOGAG方式、またストックホルム級(スピカ-III型)ではMTU 16V396 TB94ディーゼルエンジンとアリソン570KFガスタービンエンジンによるCODAG方式と、いずれもガスタービンエンジンを搭載してきたのに対し、本級では、ストックホルム級の巡航機を3基搭載して、ディーゼルエンジンのみによる主機構成としている。また推進器についても、従来はスクリュープロペラであったのに対し、本級ではウォータージェット推進器が採用された[2]。
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装備
装備面では、おおむねストックホルム級のものを踏襲したものとなっており、主兵装となる艦対艦ミサイルもRBS-15 8発である。ミサイル射撃指揮装置はRCI-400である。砲熕兵器としては、艦首甲板にボフォースMk.2 70口径57mm単装速射砲を、また艦尾甲板に70口径40mm単装機銃を1基ずつ備えている。砲射撃指揮装置はサーブ9LV450(ARTE-726E)である[2]。
電子戦システムは、9CM-300電子戦指揮装置を中核として、アルゴ・システムス社のCAROL電波探知妨害装置とソーン-EMIセプターXL分析装置、36連装デコイ発射機2基を連接している[2]。
同型艦
1985年12月1日に4隻が発注された。更に2隻の追加建造も検討され、予定艦名も決定されていたが、これらは実現しなかった[1][2]。
脚注
参考文献
外部リンク
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