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kell
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ハンガリー語
異表記・別形
- kék, köll (方言)
発音
語源
フィンウゴル祖語 *kelke-「必要がある、しなければならない、義務がある」より。
動詞
kell
- (助動詞 動詞の不定詞を伴って) …しなければならない、…する必要がある、…する義務がある。
- 類義語: muszáj, kénytelen
- Ezt látnod kell. ― 君はそれを見ておかねばならない。
- (自動詞) 必要である、必要とする。
- 類義語: szüksége van
- Kell nekem az a ház. ― 私にはその家が必要だ。
用法
この動詞は、行為の主体ではなく感覚を促する刺激や故意でない感情が主語となる場合がある。体験者(刺激や感情を受ける存在)は対格や与格で表されることがある。体験者が与格で表されるケースとしては hiányzik「寂しく思う」、ízlik「いい味がする」、kell「必要がある、~しなければならない」、tetszik「人の心を惹きつける」、van/megvan「持つ、~にある」 がある。
体験者が対格で表される場合、定活用であれば目的語は3人称(彼/彼女/それ、それらの複数)であると、不定活用であれば1人称(私、私たち)や2人称(あなた、あなた方など)が目的語であるとして差し支えない。動詞 érdekel の場合、直説法現在3人称単数形の定活用 érdekli őt は「彼/彼女は興味を持っている」という意味であり、不定活用 érdekel engem/téged/minket は「私/あなた/私たちは興味を持っている」という意味である。 érdekellek という形の場合は「あなたは私に興味を持っている」という意味である。同様の構文上の振る舞いを持つ動詞には zavar「悩まされる」 や izgat「心配にさせる、興奮させる」 が含まれる。
活用
kell の動詞活用形
関連語
派生語
- kellék
- kellemes
- kellemetlen
- kellet
- kelleténél (< kellete)
- kelletlen
成句
- jó bornak nem kell cégér
- jöjjön, aminek jönnie kell
参考文献
- kell in Bárczi, Géza and László Országh. A magyar nyelv értelmező szótára (’The Explanatory Dictionary of the Hungarian Language’). ブダペスト: Akadémiai Kiadó, 1959–1962. 第5版, 1992: →ISBN
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