この空の花 長岡花火物語
ウィキペディア フリーな encyclopedia
『この空の花 -長岡花火物語』(このそらのはな ながおかはなびものがたり)は、2012年4月7日に公開された大林宣彦監督の日本映画作品。1945年の長岡空襲とその後の長岡花火への流れを描いたセミドキュメンタリー映画である。また大林自身初めて全編デジタル撮影により製作した長編劇映画である[1]。
概要 この空の花 長岡花火物語, 監督 ...
この空の花 長岡花火物語 | |
---|---|
監督 | 大林宣彦 |
脚本 |
長谷川孝治 大林宣彦 |
製作 |
大林恭子 渡辺千雅 |
音楽 |
久石譲(主題曲) 山下康介 |
主題歌 | 伊勢正三「それは遠い夏」 |
撮影 |
加藤雄大 三本木久城 星貴 |
編集 |
大林宣彦 三本木久城 |
製作会社 | 「長岡映画」製作委員会 |
配給 |
PSC TMエンタテインメント |
公開 | 2012年4月7日 |
上映時間 | 160分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
テンプレートを表示 |
閉じる
本作撮影直前に東日本大震災が起きた。それまでの大林映画も「戦争」が常に大きな要素として存在してはいたが、はっきりと戦争を中心的主題とする映画は、本作以降作られるようになった[1]。本作と『野のなななのか』『花筐/HANAGATAMI』を合わせて「戦争三部作」と言われる[1]。さらに遺作となる『海辺の映画館―キネマの玉手箱』まで、すべて戦争を正面からテーマとして扱った[1]。当記事では、2週連続の特別番組である『この空の花2015 70年目の夏』(このそらのはな2015 70ねんめのなつ)についても記述する。