たのしいムーミン一家
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『たのしいムーミン一家[注釈 1]』(たのしいムーミンいっか)は、トーベ・ヤンソンのムーミン・シリーズにおける3作目の作品であり、1948年にスウェーデンで出版され、1950年には英訳された。英訳の際にこのようなタイトルになったのは、この作品が英語で出版された最初のムーミン本であり、実際に1980年代まではシリーズ第1作として位置付けられていたという事実によるものである[1]。
概要 著者, 原題 ...
著者 | トーベ・ヤンソン |
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原題 | Trollkarlens hatt |
翻訳者 | 山室静 |
絵 | トーベ・ヤンソン |
カバー デザイン | トーベ・ヤンソン |
国 | フィンランド |
言語 | スウェーデン語 |
シリーズ | ムーミン・シリーズ |
ジャンル | 児童文学 |
出版社 | 講談社 |
出版日 | 1948 |
ISBN | 978-4061470446 |
前作 | ムーミン谷の彗星 |
次作 | ムーミンパパの思い出 |
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1961年のあるイギリスの刊行物は、ムーミンママによる端書きを掲載している。そこで彼女は、イギリスの子供たちがムーミン一家のことを聞いたことがないといけないからと、その日常の姿を説明している。また、彼女は自分のひどい英語表現について謝罪をしている。その他の部分は、本著はエリザベス・ポーチによって英訳された[2][注釈 2]。
この小説は1990年の『ムーミン』テレビシリーズでのエピソード1から8までの基礎となった。