やじ
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やじ(ヤジ、野次、弥次、英語: jeering ; heckling)は、主に他人の発言の合間に[1]、非難や冷やかしの言葉を浴びせかける行為、およびその発言である。動詞化させて「やじる」という言い回しも用いられる[2][3][4][5][6]。
議会、スポーツ試合、劇場公演など様々な場で発言の合間を縫うように瞬間的に発せられるが、内容や場の礼儀によってしばしば批判され問題とされる。集団で行うシュプレヒコール(コール)のケースだけでなく、行為者が一人であっても大声又は継続的に声を出すことで、聴衆が聞き取ることを不可能又は困難にし、周囲の視聴を阻害するような場合は「やじ」とは言わずに罵声と呼ばれ、悪意のある妨害行為だとして強く非難される[7][8][1]。相手への威嚇表現を伴うものを罵声、それ以外をやじだとする分類もある[2]。「デブ」「馬鹿」「ちび」など暴言、誹謗中傷は禁じ手である[1][9]。