アンコール・ワット
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この項目では、カンボジアの遺跡について説明しています。宝塚歌劇団の作品については「アンコール・ワット (宝塚歌劇)」をご覧ください。 |
アンコール・ワット(クメール語: អង្គរវត្ត Ângkôr Vôtt [ʔɑŋkɔː ʋɔət])は、カンボジア北西部に位置するユネスコの世界遺産(文化遺産)であるアンコール遺跡の一つであり、その遺跡群を代表する巨大な寺院である。建設時はヒンドゥー教寺院として作られたが16世紀後半に仏教寺院に改修され、現在も上座部仏教寺院となっている。
概要 アンコール・ワット អង្គរវត្ត, 基本情報 ...
アンコール・ワット អង្គរវត្ត | |
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中央祠堂 | |
基本情報 | |
所在地 | |
座標 | 北緯13度24分45秒 東経103度52分0秒 |
宗教 | ヒンドゥー教、のちに上座部仏教 |
市 | シェムリアップ |
州 | カンボジア |
州 | シェムリアップ州 |
現況 | 遺跡 |
文化財指定 | 1992年 (第16回) |
建設 | |
様式 | クメール建築(アンコール・ワット様式) |
着工 | 12世紀初頭 |
完成 | 12世紀末 |
建築物 | |
正面 | 西 |
資材 | 砂岩、ラテライト |
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クメール語でアンコールは王都、ワットは寺院を意味するため、アンコール・ワットは「国都寺院」という意味となる[1]。大伽藍と美しい彫刻を特徴としクメール建築の傑作とされ、カンボジア国旗の中央にも同国の象徴として描かれている。