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ウィキメディアの曖昧さ回避ページ ウィキペディアから
アーキテクト(Architect、建築家)は、建築家を意味する英語であるArchitectのカタカナ語であり、日本語においても本来の意味では一般的に建築家を指す。英語の語源としてはギリシア語で「ものごとの原理や根本的な知識を備えた上で、職人たちを指導し、技術を統合して、制作を企画しうる能力を持つ者」 [1] といったような意味であり、同じく日本語で建築を指す英語のアーキテクチャ(Architecture、建築)という語と密接な関係にある。また、上記のように近世以前の西洋社会では石工や大工の棟梁のような設計者でかつ現場の指揮者でもある者を指していたと考えられるが、近代以降では、純粋な設計者を指すのが一般的である。現代では、具体的な建築物の設計者の他にも、建築物のように複雑で高度な構築物を、関連する多岐に渡る技芸や職種を統合したうえで構想し実現に導くという元々建築家が司っていた職能から連想されるアナロジーとして、情報アーキテクチャのような建築以外の対象を構想し統合する者を指す言葉としても使われることがある。
"arkhi"は英語で chief (主任)(接頭辞archi-も参照)、"tekton"は英語で builder (建築者)の意であることから、「主任建築者」というのが本来の意味である。現在「Architect」は、アメリカ、イギリスを初めとしたいくつかの国で建築設計者の職名として法定があるため、その資格者以外に使うのは避けられ、別の語が使われる。日本では諸外国とは違い「建築士」という名称が建築の意匠設計のみならず、エンジニアリング分野で土木工学を含む構造設計や建築設備設計者ら工学設計にも従事し、また施工監理を実践する「技術者」も含む資格の名称として法定されている。このため別の語として「建築家」を使うことがある。構造デザイン#概要も参照。
「builder」は工務店等の建設業者に対して使われる。「master builder」の場合は大工の棟梁など建築現場での責任者を意味する。
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