イダルゴ州
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イダルゴ州 (イダルゴしゅう、Estado de Hidalgo) は、メキシコの州の1つで、メキシコシティの北東に広がる。州都はパチューカ (Pachuca)。州の名はメキシコ独立指導者のミゲル・イダルゴにちなんで名付けられた。2010年国勢調査で州の人口は2,664,969人。[1]
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国 | メキシコ |
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州都 | パチューカ |
自治体の数 | 84 |
最大の都市 | パチューカ |
州知事 | フリオ・メンチャカ・サラザール(英語版) |
連邦下院議員 | PRI: 4 PRD: 2 PAN: 1 |
連邦上院議員 | PRD: 1 Convergencia : 1 PRI: 1 |
面積 - 総面積 | メキシコ31州中 第26位 20,813 km² |
人口(2010年) - 総計 - 人口密度 | メキシコ31州中 第18位 2,664,969人 128人/km² |
時間帯 - 夏時間 | UTC-6 なし |
略称 (ISO 3166-2) 郵便略号 | MX-HID Hgo. |
公式サイト | イダルゴ州政府 |
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産業は、主に農業が中心であるが、伝統的に鉱業が盛んな州である。州西部のウィチャパンには石灰石が採取できる鉱山があり現在でもセメント産業が盛んである。南部のミネラル・デル・モンテには銀山がある。
トルテカ伝承で知られるトゥーラ=ヒココティトランの遺跡があるのがこの州である。また、州内のミネラル・デル・モンテには金、銀の鉱山があるほか、パチューカには鱗珪石とクリストバライトの模式産地であるサン・クリストバルの丘があり、ウアスカ・デ・オカンポにはサンタ・マリア・レグラの柱状節理(英語版)もあるため、一帯は「コマルカ・ミネラユネスコ世界ジオパーク」に指定される[2]。