インターモーダル輸送
ある輸送単位の物品を組み替えることなく異なった輸送機関を複数組み合わせて運ぶ輸送形態 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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インターモーダル輸送(インターモーダルゆそう、英語: Intermodal Freight Transport)とは、ある輸送単位の物品を組み替えることなく、鉄道車両、トラック、船舶、航空機などの異なった輸送機関を複数組み合わせて運ぶ輸送形態のことである。複合一貫輸送(ふくごういっかんゆそう)とも呼ぶ。
異なる輸送手段の間で貨物の輸送単位を簡単・迅速に積み替えるため、貨物の輸送単位には主としてインターモーダルコンテナ(intermodal container)、及び海上コンテナ(ISOコンテナ)が用いられ、国際的に標準化されている[1]。コンテナを使えば、生産国の工場で製品をコンテナに詰めた後は、トレーラーや貨物列車を乗り継いでの港への輸送、港湾での輸送とコンテナ船への積み込み、コンテナ船での航海、輸入国での倉庫や店舗への輸送まで、一度も製品をコンテナから出したり荷台やパレットに積みなおしたりすることなく運ぶことが可能である。