ウィリアム・ステイントン・モーゼス
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ウィリアム・ステイントン・モーゼス(William Stainton Moses, 1839年 - 1892年)は、イングランド国教会の牧師。霊魂の死後存続を信じる心霊主義(スピリチュアリズム)の霊媒でもあり、霊と交信し、そのメッセージを「霊訓」として出版した。
心霊現象研究協会(SPR)会員。当時心霊主義とオカルティズムの境界は現在思われているほど明確なものではなかったと吉永進一は考察しており、秘教的音楽史家ジョスリン・ゴドウィン(英語版)によると、フリーメイソン、英国薔薇十字協会(英語版)に属し、神智学協会のヘンリー・スティール・オルコットやチャールズ・マシー(フランス語: Charles Carleton Massey)とも親しく文通を続けていた[1]