ウィルタ
樺太東岸の民族で、アイヌからはオロッコ (Orokko) と呼ばれた。 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ウィルタ(ウィルタ語: уилта、ロシア語: Ороки)は、ロシア連邦サハリン州の樺太(サハリン島)東岸を主な居住域とする少数民族で、ツングース系に属する[1][注釈 1]。その生活の舞台は、伝統的には樺太中部の幌内川流域と北部のロモウ川流域であった。アイヌからはオロッコ (Orokko) と呼ばれた[2][3]。オロチ族ないしオロチョン族と混同されることもあるが、異なる民族である[4]。本来の言語はツングース諸語の系統であるウィルタ語である[5]。なお、言語学者を中心にUiltaを「ウイルタ」と書くこともある。