エウアゴラス
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エウアゴラス(古希: Εὐαγόρας, Evagoras, ? - 紀元前374年)は、古代ギリシアのキプロス島の都市サラミスの王(在位:紀元前410年 - 紀元前374年[1])。サラミス王を継いだニコクレスの父であり、自らをテラモーンの子で大アイアースの異母兄弟にあたるテウクロス(トロイア戦争におけるアカイア人の英雄)の子孫であると称し[2]、先祖代々長くサラミスの統治者であったとしていたが、その真偽は判然としない[3]。一時期は、キュプロスの大部分に加え、小アジアの一部まで支配圏を広げたが、アケメネス朝ペルシア帝国のキュプロス侵攻によって支配領域を失い、最終的にはサラミス王に封じられた。