オクラホマ (戦艦)
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オクラホマ (英語: USS Oklahoma, BB-37) は、アメリカ海軍の戦艦[注釈 1]。 ネバダ級戦艦の2番艦[3][注釈 2]。 姉妹艦はネバダ (USS Nevada, BB-36) [5]。本級はアメリカ海軍における標準型戦艦の嚆矢であり、集中防御方式を採用した最初期の戦艦[6]。艦名はオクラホマ州にちなむ。「オクラホマ」は蒸気タービンの代わりにレシプロエンジンを主機に採用した最後のアメリカ軍艦艇であり、最後まで振動問題に悩まされた。また竣工時のニューヨーク級戦艦およびネバダ級戦艦と改良型のペンシルベニア級戦艦は籠マスト (Lattice mast) を備えていたが[7]、戦間期の改装で三脚檣となった[8][9]。
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艦歴 | |
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起工 | 1912年 10月26日 |
進水 | 1914年 3月23日 |
就役 | 1916年 5月2日 |
喪失 | 1941年 12月7日 |
退役 | 1944年 9月1日[1] |
その後 | 1947年 5月17日、沈没[1]。 |
性能諸元 | |
排水量 | 基準:29,000トン、満載:34,000トン |
全長 | 177.70m |
全幅 | 29.03m |
吃水 | 9.04m |
最大速 | 20.5ノット |
乗員 | 士官・兵員:864名 |
兵装 | 45口径35.6cm砲:10門 51口径12.7cm砲:12門 25口径12.7cm砲:8門 90口径12.7mm機関銃:8門 |
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1941年12月7日[10](日本時間12月8日)朝の真珠湾攻撃時[4]、フォード島の隣に繋留されて僚艦と共に戦艦横丁を形成していた[11]。南雲機動部隊から飛来した艦上攻撃機[12]が投下した魚雷5本以上が命中し[13]、浸水被害により転覆した[14]。 1943年にサルベージされ、同年末に乾ドックで修理を開始する[5][15]。だが損傷が激しく、再就役は断念された[16]。1944年9月1日、除籍[1]。太平洋戦争終結後、スクラップとして売却される[17]。1947年5月、北アメリカ大陸西海岸へ向かうため曳航されてオアフ島を出航後[18]、5月17日に太平洋で沈没した[19]。