オルト川
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オルト川(オルトがわ、英語・ルーマニア語・ハンガリー語:Olt、ドイツ語:Alt、ラテン語:AlutaまたはAlutus)は、ルーマニアを流れる川である。カルパティア山脈の東部に源を発し、ハルギタ県・コヴァスナ県・ブラショヴ県・シビウ県・ヴルチャ県・オルト県を流れテレオルマン県のトゥルヌ・マグレレ近郊でドナウ川に合流する。オルト県の名前はこの川が由来となっている。
概要 オルト川, 延長 ...
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14世紀に建国されたワラキアのオルテニアとムンテニアの2つの地方はこの川を境界としていた。
沿岸にはミエルクレア=チュク、スフントゥ・ゲオルゲ、ルムニク・ヴルチャ、スラティナなどの都市がある。
ドナウ川との合流点付近に草地、河畔林、砂洲、三日月湖などが多く、ニシハイイロペリカン、コビトウ(英語版)などの絶滅危惧種の鳥類が生息している。2012年にラムサール条約登録地となった[1]。