カーペットバッガー
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カーペットバッガー(英:Carpetbagger)は、アメリカ合衆国の南北戦争後レコンストラクションの時代(1865年-1877年)に、南部に移住した北部人のことである。共和党の中で解放された人々(元奴隷の黒人)およびスキャラワグ(レコンストラクション政策を支持した南部の白人)と同盟関係を形成し、元アメリカ連合国に参加した州の政治を一時期支配した。その支配期間は州によって異なり、多くは1867年から1877年の間である。
カーペットバッガーという言葉は、持ち物一切をカーペットバッグ(カーペットの生地で作った旅行鞄)に詰め込んで南部に到着し、敗北した南部から搾取や略取を行うつもりだったと言われている白人共和党員を指して使われた[1]。この言葉は通常使われるときは軽蔑的な意味合いがあるが、歴史文献や参考文献の中では、軽蔑的な意図無しに現在でも使われている。1900年以降、特にそれまで(主題的あるいは地理的に[要出典])何の繋がりもなかった地域で政治的な役職を求めたり経済的な利点を追求しようとする部外者を表現するときに使われてもきた。
イギリスでは、単に個人的な利益のために住宅金融組合のような協同組合を株式会社にして上場させようとする者を非公式に呼ぶ際に使われることがしばしばである。