コルシカ独立戦争
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コルシカ独立戦争(コルシカどくりつせんそう, 仏: Les Guerres d'indépendance corses)は、1729年12月にジェノヴァ共和国に抵抗する農民反乱が起こったのを契機に、1769年6月までの40年間にわたって、コルシカ人が周辺諸外国の干渉と戦った独立戦争である。別名で40年戦争とも言い、啓蒙思想家ジャン=ジャック・ルソーが「ヨーロッパで唯一、立法可能な国」としてコルシカ島を名指しして有名になり、後には自身でも憲法草案[1]を起草するなどしたことからコルシカ革命(La Révolution Corse)とも呼ばれる。
ジェノヴァとの闘争は、途中にテオドール・ド・ノイホフ[2]のコルシカ王国の成立を挟むが、ジェノヴァから領有権を購入したフランス王国の侵攻により相手を変え、第4次蜂起で成立したコルシカ共和国に対して2度目のフランスの侵攻があり、ポンテ・ノーヴォの戦い[3]に敗れたコルシカはフランスに併合された。