コードベース
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コードベース(英: Codebase)は、ソフトウェア開発では、特定のソフトウェアシステム、アプリケーション、ソフトウェアコンポーネントなどを構築するために使用されるソースコードの集まりのこと。通常、コードベースには人間が作成したソースコードファイルのみが含まれ、ツールによって生成されたソースコードファイル(生成されたファイル)またはバイナリライブラリファイル(オブジェクトファイル)は含まれない。これらは人間が作成したソースコードから構築できるためである。構成ファイルとプロパティファイルはビルドに必要なデータであるため、コードベースに含まれる。
コードベースは通常、バージョン管理システムのソース管理リポジトリに保存される。小規模なプロジェクトの場合は、単純なファイルの集まりとして保持される場合がある(Linuxカーネルでさえ長年にわたってファイルの集まりとして維持されていた)[1]。 ソースコードリポジトリは、公的または私的に大量のソースコードが保管される場所であり、バックアップとバージョン管理に使用され、複数人の開発者によるプロジェクトでは、さまざまなソースコードバージョンを処理し、開発者が重複する変更を送信することで発生する競合を解決するのに役立つ。 Subversion、Git、Mercurialは、このワークフローを処理するために使用される一般的なツールの例であり、オープンソースプロジェクトでも一般的である。