トム・ジョーンズ (小説家)
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トム・ジョーンズ(Thom Jones, 1945年1月26日 - 2016年10月14日[1])は、アメリカの小説家。
イリノイ州オーロラ生まれ。アマチュア・ボクサーとして活動後、海兵隊に入隊する。持病のてんかんのために除隊後、ワシントン大学を経てアイオワ大学創作科を卒業する。その後、コピーライター、用務員を経て小説家となる。
『ニューヨーカー』への持ち込み原稿の中から短編小説「拳闘士の休息」が編集者の目にとまり、作家デビューする。同作は1993年のオー・ヘンリー賞を受賞し、同作を表題作とした初の短編集『拳闘士の休息』は全米図書賞にノミネートされた。短編小説のみを執筆し、長編は執筆しなかった。