トラス内閣
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トラス内閣(トラスないかく、英語: Truss ministry)は、2022年9月6日から10月25日まで、リズ・トラスがエリザベス2世にボリス・ジョンソンの後任として首相に任命されて発足したイギリスの内閣である。ジョンソンは7月7日に保守党党首を辞任し、9月5日の党首選挙でトラスが党首に選出されたのを受けて、9月6日に首相を辞任した[1]。トラス内閣は2019年総選挙で選出された第58議会期で保守党の多数派政権を構成していた[2]。
概要 トラス内閣, 成立年月日 ...
トラス内閣 | |
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2022年9月 - 10月 | |
最初の閣議を開くトラス | |
成立年月日 | 2022年9月6日 |
終了年月日 | 2022年10月25日 |
組織 | |
君主 | 女王エリザベス2世(2022年9月6日 - 2022年9月8日) 国王チャールズ3世(2022年9月8日 - 2022年10月25日) |
首相 | リズ・トラス |
副首相 | テレーズ・コフィー |
与党 | 保守党 |
議会における地位 | 多数派政権 |
影の内閣 |
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野党 | 労働党 |
野党党首 |
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詳細 | |
議会任期 | 第58議会期 |
前内閣 | 第2次ジョンソン内閣 |
次内閣 | スナク内閣 |
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組閣2日後の9月8日にエリザベス2世が崩御したため、トラス内閣がエリザベス女王治世下最後の内閣ならびにチャールズ3世治世下初の内閣となった[3]。
経済政策に対する混乱から保守党内部からも「トラス降ろし」を求める声が強まり、内閣発足からわずか44日後の10月20日に辞任を表明し[4]、同月25日に辞任。