バルバロス・オルチ
16世紀初頭に地中海で活動したバルバリア海賊 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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オルチ(あるいはウルージ)(トルコ語: Oruç Reis、アラビア語: عروج بربروس、スペイン語: Arrudye、1474年[1] - 1518年)は、16世紀初頭に地中海で活動したバルバリア海賊である。オスマン帝国からアルジェのベイ(軍司令官)、地中海のベイレルベイ(提督)の地位を与えられた。同じバルバリア海賊のバルバロス・ハイレッディンは彼の弟である。
ヨーロッパ人からは「バルバロッサ(Barbarossa、トルコ語ではバルバロス)」の仇名で呼ばれたが、仇名の由来は彼が赤ひげを蓄えていたことに由来するとも[2]、部下からの呼び名である「ババ・オルチ(オルチの親父)」が訛ったものとも言われる[3]。
オスマン帝国領のミディッリ島(現在のレスボス島)の出身であり、1518年にアルジェリアのトレムセンでスペイン人と戦い、落命した。