バルログ賞
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バルログ賞は前年のスペキュレイティブ・フィクションのすぐれた作品や業績に対して、1979年から1985年の間毎年与えられていた賞。 賞の名前はJ・R・R・トールキンの「中つ国」伝説大系(レジェンダリウム)に登場する架空の生物、「バルログ」に由来する[1]。事の起こりは『ファンタジークロスワード』誌15号における編集者のジョナサン・ベーコンの提案であり、1979年のエイプリル・フールにカンザスのジョナサン郡コミュニティカレッジで開催されたフールIIコンというコンベンションにおいて第一回の授与式が開かれた[2] 。バルログ賞が真剣に受け取られる事は全くなく、しばしば皮肉を込めて「羨望のバルログ賞」と呼ばれていた[1]。