ファットバック
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ファットバック (Fatback)あるいはファットバック・バンド (Fatback Band)は、ニューヨークで結成された大型ファンク・バンド。グループの中心は、ビル・カーティス。スレイブと並んで、ヘビー・ファンクの代表的なグループだった。「ユムユム」「スパニッシュ・ハッスル」「ドゥ・ザ・バスストップ」などの代表曲は黒人サークル内でのヒットであり、ポップ・チャートにクロスオーバーはしなかった。それが逆に、熱心なブラック・ミュージック・ファンの間で人気を博す理由になった。1979年の曲「キング・ティムIII」[1]は、シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」と並び、最も初期のラップ曲とされている。